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第1章 絵画モデル

翌日もその翌日も
女性は同じ場所で絵を描いていました。

僕はその女性の後ろを走り抜け続けます。

そして僕は気づきました。

その女性の描いている風景画…
だんだんとキャンパスの白い部分が
絵の具で埋められていくことを…。

もうすぐ…絵は完成するんだ…

そしたら…この女性はいなくなるんだ…。

なんだかちょっと悲しい気分です。