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第1章 絵画モデル

神様がくれたチャンス！

何か会話しなくっちゃ…

「ぼ…僕は桐山宗太！
城北大学経済学部１年生でっす」

おいおい…この場面でこんな自己紹介かよ…

自分で自分をツッコミます。

「経済学部の学生が…毎朝ランニング？」
その女性は言いました。

僕は２つの理由で感激しました。

ひとつは会話が繋がったこと…

もうひとつは彼女が僕を認識してくれて
いたこと…

「サッカー部に入ってて…身体を鍛えてるんです」
僕は彼女に答えます。

「それで…そんなに筋肉質なんだ…」

会話が繋がってるぞ！

僕の筋肉…ありがとーーー！