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オルテンシア【紫陽花】~檻の中の花嫁~
第10章 ♯07 SceneⅦ(Christmas Calender)
「何をするの! いやっ、止めて」
 美月が両手を振り回して烈しく抵抗すると、突如として右頬に鋭い痛みを感じた。殴られたのだと気づいたのは、少し時を経た後のことだ。
 四ヵ月前にH市の温泉宿で美月を手籠めにしたときでさえ、晃司は一切暴力をふるおうとはしなかった。どれほど閨で美月を容赦なく責め立てても、手を挙げたことはなかったのだ。あの時、破瓜の痛みを泣いて訴える美月の髪を撫で、満更口先だけではないと思える労りの言葉を優しく耳許で囁きさえした。
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