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オルテンシア【紫陽花】~檻の中の花嫁~
第10章 ♯07 SceneⅦ(Christmas Calender)
晃司は冷笑を消すと、真顔になった。
「こうなったら、なおのこと、お前を誰にも渡さない。今ここで性急に抱いても、お前の心を俺のものにすることはできないだろう。これから連れて帰って、きっちりと仕込み、調教してやる。もう二度と、俺を裏切ることなどないように、お前には厳重な躾が必要らしいからな」
晃司は吐き捨てると、美月を隣のシートに転がしたままエンジンをかけ、車を発車させた。
「こうなったら、なおのこと、お前を誰にも渡さない。今ここで性急に抱いても、お前の心を俺のものにすることはできないだろう。これから連れて帰って、きっちりと仕込み、調教してやる。もう二度と、俺を裏切ることなどないように、お前には厳重な躾が必要らしいからな」
晃司は吐き捨てると、美月を隣のシートに転がしたままエンジンをかけ、車を発車させた。