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オルテンシア【紫陽花】~檻の中の花嫁~
第3章 ☆♯01 SceneⅠ(紫陽花の庭)☆
 美月は初めてこの男に途方もない恐怖を憶えた。この男は危険すぎる、感情の読み取れぬ双眸を見つめていると、あたかも底なし沼に身体ごと引きずり込まれてゆくような錯覚さえ憶えた。
「放して」
 美月が呟くと、押口社長は鼻で嘲笑(わら)って、すぐに手を放す。冷たい、ゾッとするほど冷たい感触に、美月は思わず身を竦ませた。まるで指先に触れられたその場所から徐々に氷と化してしまうかのようだ。
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