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いつもの場所で
第3章 休暇 そしてはじまり
他にもたくさんいろいろな話をした。
紗江はお手洗いに立ち上がり
「お手洗いに行って来ます」と告げた。
お手洗いから戻ると、矢作がお会計を済ました所だった。
矢作拓哉はスマートなことをさらりとやってのける大人の男なのだ。
「いこか」
まだ19:30だった。
でもお互いいい感じに酔いが回っていた。
「はい」というと、前回同様、また不器用にコートを着せてくれた。
すると彼は紗江の顎を引き寄せ、キスをした。
店員に見えないように…