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第4章 遠距離恋愛

最寄り駅に着いた時

「ねぇ、太郎、、まだ帰りたくない」

と告げた。



「えぇー…女の子がそういう発言したらあかんねんで。
んー、じゃぁ近くの公園で話そう」



そう言って太郎は駅に停めてあった自転車を押しながら公園に向かった。


右手でハンドルを持ち、左手で紗江の小さな右手を握った。



公園に着くと、ベンチに腰掛け、いろんな話をした。



1年弱の時間を埋めるように、笑い、真剣な話をした。