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幼馴染
第2章 高校1年・一学期
午後3時30分、閉店。
総売り上げは8万円を超えた。
そのかなりの部分が達也の功績だと
誰もが思った。
この日を境に達也はクラスの人気者になり
女子たちの憧れの対象となる。
噂は他のクラスにまで届き、休み時間に
達也見たさに訪れる女生徒もいた。
ななみにとって達也の人気は
達也から距離を置く事になっていった。
次週の金曜日、学園祭の打ち上げは
焼き肉バイキングだったが、その時
ななみは意識的に達也とは離れた席に座り
ほとんど会話らしい会話はしなかった。
「何だか近寄りがたい存在に
なっちゃったなぁ~。」
心の中で呟く、ななみである。
総売り上げは8万円を超えた。
そのかなりの部分が達也の功績だと
誰もが思った。
この日を境に達也はクラスの人気者になり
女子たちの憧れの対象となる。
噂は他のクラスにまで届き、休み時間に
達也見たさに訪れる女生徒もいた。
ななみにとって達也の人気は
達也から距離を置く事になっていった。
次週の金曜日、学園祭の打ち上げは
焼き肉バイキングだったが、その時
ななみは意識的に達也とは離れた席に座り
ほとんど会話らしい会話はしなかった。
「何だか近寄りがたい存在に
なっちゃったなぁ~。」
心の中で呟く、ななみである。