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幼馴染
第10章 2年夏休み
勢いよくドアを開けて中に入る。
達也の笑顔が飛び込んできた。
その顔を見て、ななみも笑顔になる。
どちらからともなく走り寄って
抱き合う。
ななみを抱き上げて一回転して下ろすと
な「どう?」
達「うん、可愛いよ!
俺だけの、ななみだー!」
な「お昼の1時にもう一度、
同じ美容院に行かないといけないの。
今度はベリショー。
このボブは4時間の命」
達「へぇ~、そうなんだ~。
マジ俺だけの、ななみだね」
俺だけのななみ。
達也の言葉が嬉しかった。