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第10章 ２年夏休み

達「冗談キツ過ぎ」

な「冗談とは思わないで」

達「え！？」

な「だから安住は良くないって事」

達「・・・。」

な「常にそうなるかも知れないって
思っている方がドキドキするでしょ？」

達「ドキドキはするけど辛い」

な「辛いのは嫌い？」

達「・・・。」

沈黙。

達「わかったよ。
安心はしない。
常に、ななみの心を
向かせられる男でいるよ。
努力する」

な「うん、でも、それはお互い様ね。
私も達也の心が他の子に
奪われないように努力するわ」

達「ななみ～」

な「なぁ～に？」

達「愛してる～」