この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
幼馴染
第3章 高校1年・夏休み
な「何だか幼稚園の頃を思い出さない?」
2人が通っていた幼稚園も
園内だけであったが盆踊り会があった。
達「そう言えばあの時は
手を繋いでいたっけ?」
達也がそれとなく手を出す。
ななみもそれに応える。
正に阿吽の呼吸の二人。
でも、幼馴染ゆえの気安さが
そうさせているのかも知れない。
正直なところ二人とも行動と気持ちに
隔たりを感じていた。
普通、高校生の男女が手を繋げば、
それはもう付き合っていると言われても
仕方のない事だろう。
しばらく踊りを見ていると「ななみ♪」
名前を呼ぶ女の子の呼ぶ声が聴こえた。
反射的に手を放す二人。
振り返ると中学校の同級生の瑞穂がいた。
2人が通っていた幼稚園も
園内だけであったが盆踊り会があった。
達「そう言えばあの時は
手を繋いでいたっけ?」
達也がそれとなく手を出す。
ななみもそれに応える。
正に阿吽の呼吸の二人。
でも、幼馴染ゆえの気安さが
そうさせているのかも知れない。
正直なところ二人とも行動と気持ちに
隔たりを感じていた。
普通、高校生の男女が手を繋げば、
それはもう付き合っていると言われても
仕方のない事だろう。
しばらく踊りを見ていると「ななみ♪」
名前を呼ぶ女の子の呼ぶ声が聴こえた。
反射的に手を放す二人。
振り返ると中学校の同級生の瑞穂がいた。