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ペットの躾けはお姉様の義務っ!!
第7章 旅行又は逃避行
「いつかは……って……」
「今は私のことを愛してくれてるかもしれない……けど岡田君が年を取るのと同じように私も年を取る。岡田君がようやく二十歳の頃、私は三十六歳なの……」
苦しそうに呟いた。
「ンなの……当たり前だろ……」
「岡田君が私のことを好きでいてくれるうちに……終わりにしたいの……」
由香里はぎゅっと岡田の浴衣の袖を握る。
「なに起こってもいないこと想像してビビってんだよ……馬鹿過ぎ」
岡田は由香里の手握った。