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ペットの躾けはお姉様の義務っ!!
第3章 麻痺
しかし一時間経っても担任の美人教師はやってこなかった。
岡田の所属するサッカー部もとっくに練習を開始しており、第二理科室の窓からその光景を眺めていた。

更に一時間が経過すると日も暮れ、電気をつけていない第二理科室は薄暗闇に包まれる。

待ちくたびれた岡田はうっかり寝てしまっていた。




「あら、本当に来てたのね……」

由香里の嘲笑う声で岡田は慌てて飛び起きた。

「大丈夫。別に縛ったりはしていないから」

大袈裟に慌てる岡田に由香里は告げた。

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