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ペットの躾けはお姉様の義務っ!!
第3章 麻痺
第二理科室などがある校舎は放課後、ほとんど人が近寄る場所ではない。
とはいえ誰かに見られたら大問題になる。
情交の甘い時間の余韻に浸る間もなく二人は服を整えて第二理科室をあとにする。

「じゃあね。岡田君」

廊下に出ると由香里は先ほどまでの熱が嘘のようにあっさりとした口調で岡田と逆の方へ歩き出す。

「あ、明日もっ……ここで待ち合わせすんのかよっ」

素直にまた明日も特別な時間を持ちたいと言えない岡田は口を尖らせてひねくれた声で尋ねる。

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