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ねぇ、しよっ!
第6章 千尋の交錯
こんな不健康な生活をしていたあたし、原因不明の高熱を出した。

アイスノンも無ければ、常備薬もない。まして、氷嚢なんかあるわけもなく、ペットボトルに水を入れて、首と腋の下を冷やすのが精一杯。


熱にうなされ、朦朧とする躯を横たえると、あたしは夢を見ていた。


『もう…許して…ああっ、お願いよ…』

『ダメに決まってるじゃないか!さあ、早く咥えるんだ。』

『じゅぶじゅぶ…じゅぽっ、じゅぽっ、じゅるじゅる、じゅるじゅる…』

『はああぁ!うぎーっ!ムグッ…うぐ、うぐ、おぐぐぐぐぅ…ぐぇっ、ぐぇっ、おえーーっ!!』

気持ち悪くて目が覚める。トイレで思いっきり吐き出すけど、胃液しか出ない…

あたしは、気持ち悪くて、具合悪くて寝てるのに、夢の中でも男のぺニスを頬張っている……



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