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ねぇ、しよっ!
第12章 結婚
翌日、千尋は一人店に行って、掃除を始めた。
あたしの4年間が詰まったお店…
あと2ヶ月しか居られないけど、大好きなお店。
「ありがとう」と、壁やテーブルや椅子、全てにお礼を言いながら掃除した。
『ここに居たのか。出掛ける、しか書いて行かないから、何処に行ったんだろうって思ったよ。』
『お礼が言いたくて…ここには、あたしの全てが詰まってるからね!』
『そうだな。まあ、俺もおんなじ気持ちだったのかな(笑)掃除に来た。』
『似てるね、考えてること。』
『ゴメン!嘘。明日、大工と打ち合わせだから、今日のうちに掃除やっとこ、って思っただけ(笑)』
『な〜んだ。以心伝心だと思って喜んだのに、損しちゃった!』
あたしの4年間が詰まったお店…
あと2ヶ月しか居られないけど、大好きなお店。
「ありがとう」と、壁やテーブルや椅子、全てにお礼を言いながら掃除した。
『ここに居たのか。出掛ける、しか書いて行かないから、何処に行ったんだろうって思ったよ。』
『お礼が言いたくて…ここには、あたしの全てが詰まってるからね!』
『そうだな。まあ、俺もおんなじ気持ちだったのかな(笑)掃除に来た。』
『似てるね、考えてること。』
『ゴメン!嘘。明日、大工と打ち合わせだから、今日のうちに掃除やっとこ、って思っただけ(笑)』
『な〜んだ。以心伝心だと思って喜んだのに、損しちゃった!』