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あなたとふたり
第11章 玲奈の想い
「…さっ。戻ろう、優。
遥香たちが怪しんじゃう」
「人目につかないところで
何やってたんだって?」
ハハッと笑った優は私より
少し前を歩く。
本当は最後くらい
抱きしめて欲しかったな…なんて
口が裂けても言えないわ。
向こうから康太の呼ぶ声がする。
「あっ!いたいた!
どこいってたんだよ〜!」
「あぁ。ちょっとな。」
康太は私をみてニヤニヤしている。
全く顔に出てるし。やめてよ。
「お前〜遥香が手に入らないから
親友に手を出したか〜」
優の肩を抱き康太は笑っている。
「アホか。
そこまで飢えてない。」
「わかってるよ。お疲れさん。玲奈」
康太はこちらを向いて優しく笑ってくれた。
「モテる男は辛いね。優くん。」
「うるせーよ。」
すると、向こうから
次から大学生と言うには幼い遥香が
走ってきた。
「来たぞ。お姫様」
「本当、遥香はまだまだ、ガキね」
遥香を見ると自然に
笑みがこぼれる。
遥香たちが怪しんじゃう」
「人目につかないところで
何やってたんだって?」
ハハッと笑った優は私より
少し前を歩く。
本当は最後くらい
抱きしめて欲しかったな…なんて
口が裂けても言えないわ。
向こうから康太の呼ぶ声がする。
「あっ!いたいた!
どこいってたんだよ〜!」
「あぁ。ちょっとな。」
康太は私をみてニヤニヤしている。
全く顔に出てるし。やめてよ。
「お前〜遥香が手に入らないから
親友に手を出したか〜」
優の肩を抱き康太は笑っている。
「アホか。
そこまで飢えてない。」
「わかってるよ。お疲れさん。玲奈」
康太はこちらを向いて優しく笑ってくれた。
「モテる男は辛いね。優くん。」
「うるせーよ。」
すると、向こうから
次から大学生と言うには幼い遥香が
走ってきた。
「来たぞ。お姫様」
「本当、遥香はまだまだ、ガキね」
遥香を見ると自然に
笑みがこぼれる。