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あなたとふたり
第14章 大きくなる不安。
……………………………



そして、お昼時間。



「尊【タケル】〜マジで

助かった。」



優ちゃんは青ざめた顔で
溜息を何度も付いていた。


尊君は梨花子の彼。

優ちゃんと尊君は
髪の色がとっても似ている。



四人でオシャレなカフェレストランに来ていた。



そこでもやはり
優ちゃんはチラチラと
他のお客さんに見られていた。



「いつまで続くの、コレ…。」

私たち3人はくすくすと笑った。


「贅沢な悩みだぞ。優よ。」

尊君が優ちゃんの肩に手を置く。


「…なら半分くれてやるよ。」

「いや…いらない。」


この二人はとても息が合うようだ。
見ていると…

康太と優ちゃんみたいだった。
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