この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
あなたとふたり
第15章 心は空っぽ



「〜〜っ、康太っ!!!」




聞き慣れた声に驚き私は
咄嗟に康太から離れた。




「!!!優ちゃん!

なんで!?」



「お前っ!なんで遥香に抱きついてんだよ!」


優ちゃんは私の声は
聞こえていないのか
康太の胸ぐらを掴む。


康太は全く動じず
涼しい顔で優ちゃんを見つめている。


「…なっ。なんなんだよ。その目はっ。」

「お前が他の女に目移りしてるからだろ。」

「はぁ?してねぇーよ。」




「だったら!!」

康太の声が大きくなる。



「……だったらなんで…

遥香は泣いてるの?」



その声に優ちゃんは
胸ぐらから手を離し私の方を向く。



「…遥香?」


凄く切ない顔をして…
私を見つめる。


「違うの…これは…」

はぐらかそうとする私に
康太は告げる。

「違うことないだろ。
なんで隠すんだよ。」


「……違っ…」


声が出なかった。
/376ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ