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第4章 灰色の兄弟

そいつの気持ち良いとこは
自分が良くわかってる
激しさと優しさを織り混ぜて
舌を動かす

「っ…ああっ!いっ…!」

女の子みたいとは言えないが
感じてる声はなかなか
色欲をかきたてる

「恭一郎…だっけ?」

「え?」

「恭ちゃんやね」

「………ん?」

どれだけ
赤くなるんだってくらい
何度も赤面してる

「きもち?」
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