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第4章 灰色の兄弟

「深月ーっ!みーつーきーっ!!」

「ふへぇ?」

恭ちゃんのお土産袋から
あさってゲットした
棒つきキャンディを含んだ顔を
ペチャンと潰される

「だーかーらー!なんで斗亜がいるんだ!?また自分の世界に入ってただろ?」

「…自分の世界ってか…恭ちゃんとの初めてのエッチ思い出しとってん」

「はぁ!?このタイミングで!?」

そんな事
言われても
僕は僕の脳内をコントロールは出来ない

「ソーダ味…うまっ」

「そうか、それは良かった」
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