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COLOR
第1章 濃紺を形成するもの
一番最初
深月にこのバイトの事を持ち掛けられた時
9年付き合った彼女と別れたばかりの俺は
自暴自棄に陥っていた
仕事は上手く行かないし
私生活は目も当てられない
そんな状況で
宛がわれた女の子とエッチしろ
なんて非常識な
深月の提案に『まぁ、良いか』と
軽く乗ってしまったのだ
そう思うと
深月と言う男はどこまでも策士だ
一度、その非常識に浸かってしまえば
二度、三度交わすごとに
常識が塗り替えられて行く
そうして俺は
恋愛から遠ざかり
本当に『アダム』に近づいてしまったように
感じる
深月にこのバイトの事を持ち掛けられた時
9年付き合った彼女と別れたばかりの俺は
自暴自棄に陥っていた
仕事は上手く行かないし
私生活は目も当てられない
そんな状況で
宛がわれた女の子とエッチしろ
なんて非常識な
深月の提案に『まぁ、良いか』と
軽く乗ってしまったのだ
そう思うと
深月と言う男はどこまでも策士だ
一度、その非常識に浸かってしまえば
二度、三度交わすごとに
常識が塗り替えられて行く
そうして俺は
恋愛から遠ざかり
本当に『アダム』に近づいてしまったように
感じる