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第2章 橙色の期待

渡された封筒を丁寧に
テーブルに置いて
斗亜を抱き寄せる

「真面目に止めてよ…オレ、男だし!」

「だから?斗亜さんが男とか女とか、俺にはあんまり関係ないねん」

触れるだけのキスをする

「関係あるでしょ」

触れては離れて
離れては触れる

「例えば?」

小鳥が遊んでるような
キスに少し楽しくなってくる
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