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第3章 紫色の欲情が創る世界

でも
今回は逃げてる場合じゃない

「だーかーらーイッキはイッキやねんから、自分らしく生きたらええねんって」

「その自分らしさがわからへん」

「深月が言ってたように周りと比べなかったら良いんじゃね？」

「そうそう、何が好きとか何をしたい！とかでいっちゃんは造られてるんだからさ」

周りと比べない
好きなように…

好きなように

なんとなく
重くなった気は晴れた