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友達だと、信じてた
第2章 一章
駆と雅也と祐介と大輝とあたしはいつも一緒にいるメンバー。
あたしの性格からして、女子といるより男子といる方が気が楽なんだ。
「おっ、美晴じゃん」
「やっと来た」
「大輝ー美晴来たしやろうぜー」
大輝はそうだな、と言って部屋のドアをしめた。
あたしは早速勉強を始めるんだと思って、カバンから数学の教科書と筆入れを取り出す。
「…あれ?」
大輝以外の三人は、部屋の真ん中に置いてあったテーブルを片付けた。
「やんないの?」
「やるよ?」
「じゃあなん…やっ!?」
あたしは祐介に押し倒された。