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秘密の香り
第9章 秘密の夜
私は圭吾さんの背中に腕をまわした…
「ごめん…言いにくいよね…」
どうしよう…
言わなきゃ…
私が言葉を発するのを塞ぐように
キスをされた…
「今夜は…一緒に過ごそう…」
私は頷いて
圭吾さんの唇を求める
甘い…
熱いキス…
「ん…はぁ…」
声が漏れる…
「圭吾さん…今夜は…たくさん…ん…してください…」
圭吾さんが身体を少し離し
見つめてくる…
私は恥ずかしくて俯いた…
なんてこと…
言ってしまったんだろう…
沈黙の中…
お腹がぐぅっと鳴ってしまった…
顔が真っ赤になる…
「お昼も食べなかったし…お腹空いたね、外に食べ行こうか…?」
圭吾さんの提案で
外食に出掛けた
車からの景色を見つめていると
バックの中の携帯が震えた…
「いいよ…電話とって…」
圭吾さんは車内に流れていた
音楽をオフにしてくれた…
敦からの着信だった
「もしもし…」
今日は仕事が早く終わったので
これから上司と飲みに行くらしい…
何てことはない
普通の電話だった…
敦の声…
圭吾さんに聞こえているかな…
お願い…
早く…
一刻も早く
電話を切りたかった。
「ごめん…言いにくいよね…」
どうしよう…
言わなきゃ…
私が言葉を発するのを塞ぐように
キスをされた…
「今夜は…一緒に過ごそう…」
私は頷いて
圭吾さんの唇を求める
甘い…
熱いキス…
「ん…はぁ…」
声が漏れる…
「圭吾さん…今夜は…たくさん…ん…してください…」
圭吾さんが身体を少し離し
見つめてくる…
私は恥ずかしくて俯いた…
なんてこと…
言ってしまったんだろう…
沈黙の中…
お腹がぐぅっと鳴ってしまった…
顔が真っ赤になる…
「お昼も食べなかったし…お腹空いたね、外に食べ行こうか…?」
圭吾さんの提案で
外食に出掛けた
車からの景色を見つめていると
バックの中の携帯が震えた…
「いいよ…電話とって…」
圭吾さんは車内に流れていた
音楽をオフにしてくれた…
敦からの着信だった
「もしもし…」
今日は仕事が早く終わったので
これから上司と飲みに行くらしい…
何てことはない
普通の電話だった…
敦の声…
圭吾さんに聞こえているかな…
お願い…
早く…
一刻も早く
電話を切りたかった。