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秘密の香り
第11章 秘密の香り
お湯を掛け流す音が聞こえる
行かなきゃ…
露天風呂が見えない位置に座り
呼吸を落ち着かせた
明るい場所で
一緒にお風呂に入る
恥ずかしくて
できることなら断りたかった
何度も体を重ねているのに…
こういうのは
やっぱり恥ずかしくて…
ドキドキしながら脱衣所へ行く
綺麗に畳んである圭吾さんの洋服
となりのカゴに自分の洋服を入れていく
ブラジャーを外し
バスタオルを巻いた
そして
ショーツを脱ぎ
髪をまとめる
扉を開け
テラスに出る
風が冷たく肌を撫でた
庭園を眺めながら
温泉に浸かる圭吾さんの後ろ姿
「振り返ってもいいかな…?」
「はい…」
「なんだ、残念だな…」
くすりと笑われた
「寒いから、早く…」
「あの…このままでも…いいですか…」
「いいよ…おいで…」
手を差し伸べてくれた
ちゃぷん…
温かなお湯に浸かり
ざわついていた気持ちが
落ち着いていった
「こっち…おいで…」
後ろから抱きしめられるように座った
肩にお湯を掛けてくれて
全身が温まっていく…。
行かなきゃ…
露天風呂が見えない位置に座り
呼吸を落ち着かせた
明るい場所で
一緒にお風呂に入る
恥ずかしくて
できることなら断りたかった
何度も体を重ねているのに…
こういうのは
やっぱり恥ずかしくて…
ドキドキしながら脱衣所へ行く
綺麗に畳んである圭吾さんの洋服
となりのカゴに自分の洋服を入れていく
ブラジャーを外し
バスタオルを巻いた
そして
ショーツを脱ぎ
髪をまとめる
扉を開け
テラスに出る
風が冷たく肌を撫でた
庭園を眺めながら
温泉に浸かる圭吾さんの後ろ姿
「振り返ってもいいかな…?」
「はい…」
「なんだ、残念だな…」
くすりと笑われた
「寒いから、早く…」
「あの…このままでも…いいですか…」
「いいよ…おいで…」
手を差し伸べてくれた
ちゃぷん…
温かなお湯に浸かり
ざわついていた気持ちが
落ち着いていった
「こっち…おいで…」
後ろから抱きしめられるように座った
肩にお湯を掛けてくれて
全身が温まっていく…。