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秘密の香り
第14章 秘密の空間
「桃香ちゃん…」

抱き寄せられて
頬を撫でられる


見つめ合うだけで
お互いの想いが伝わるのが分かる…


私は快楽の余韻に抱かれ
瞼を閉じ…
全身の力を抜いた


ほんの少し…
夢を見ながら眠ってしまい


目が覚めると
圭吾さんは小さな寝息を立てて
無防備な寝顔をしていた


毎日…
見たいな…


圭吾さんの寝顔…


くちびるを重ねると
圭吾さんは目を覚まし

とびっきりの笑顔で
私を抱きしめ…

甘いあまい
優しいキスをくれた…。





































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