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秘密の香り
第16章 秘密の重み
「ごめんね、」

電話を取る圭吾さん

話し始め
すぐに廊下へ出てしまった

誰からだろう…

ローテーブルに置かれた腕時計に視線を向ける

5分経っても
圭吾さんは戻らない…

大丈夫かな…

ソファに寄りかかる

戻る気配がなく不安が募り
私は廊下へのドアを開けた

寝室から声が漏れる

ドアを閉めて
ため息をついた

ソファに座り
バックから携帯を取る

敦は寝たようで
何も連絡はない

しばらくして圭吾さんが戻る

「ごめんね…」

「大丈夫ですか…?」

「うん」

誰から…とは聞けなかった


美味しいミルクティーを淹れてもらい
並んで座った

「お風呂…一緒に入ろうか…」

体をこちらに向けて
見つめながら言われる

「今日は…あの…」

言わなきゃ…

「すみません…生理…で…」

恥ずかしくて
圭吾さんを見れないよ…

「そうか…体調大丈夫?」

「はい…さっきは…言い出せなくて…すみません…」

「ううん、謝らないで…」

カップを置き
優しく抱き寄せられ
体をさすられた

「本当に平気?辛かったらちゃんと言うんだよ…」

「はい…ありがとうございます…」

「じゃあ…お風呂は別々?」

「できれば…」

「分かった…用意してくるね」

優しい…

別々にお風呂に入り
圭吾さんが待つ寝室へと歩く

寝室のドアを開けると
圭吾さんはベッドに座り本を開いていた

「あったまった?」

「はい、ありがとうございました」

お布団をめくり
おいで…と呼ばれた

部屋の灯りを消し
間接照明だけになる

本を閉じ
腕まくらをしながら抱きしめられた















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