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秘密の香り
第17章 秘密の告白
「…香…ちゃん…おはよ…」

後ろからぎゅーっと抱きしめられ
首筋にキスをされる

「おはよう…ございます…」

圭吾さんの寝顔を見ながら
寝ちゃったんだ…

私は圭吾さんのほうを向き
キスをした

ちゅ…

「圭吾さん…私…」


「ん…」


「ハワイから…帰ったら…」


「うん…」


「主人に…話します…」


圭吾さんは何も言わなかった


美香さんとの離婚で
どれだか傷ついたか…

敦を傷つけたくない
それは圭吾さんも同じ

でも…
告げなきゃ何も変わらない


圭吾さん…
何か言って…


抱き寄せられ
圭吾さんのくちびるが耳にあたる


「分かった…」


そう一言つぶやき
抱きしめる腕に力が入った


私も強く
圭吾さんを抱きしめる


あ…


「圭吾さん…昨日は先に寝て…ごめんなさい…」

「いや…」

「電話…大丈夫でした?」

「あぁ…悪かったね…大丈夫だよ…」


誰からか気になったが
聞けなかった


「お腹空いた?」

「はい」

「近くに美味しいパン屋があるんだ」

「いいですね」

「買いに行こうか…」


買ってきたパンに
圭吾さんが淹れてくれたミルクティー
並んでソファでいただいた

時間まで
ただくっついて
テレビを観たり
他愛ない会話をした

帰りは送ってもらい…
木曜日に会う約束をして
さよならをした















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