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あなたの面影
第7章 意外な敵
扉の前で一呼吸つき、鍵を開けて中へ入る。
「えっ……」
「あっ……」
扉を開けた瞬間、中にいた人物と目が合い、空気が固まる。
一仁さんの部屋には先客がいた。
さらさらっと流れるようなやや明るめの色のロングの髪にキリッと涼しげな瞳。
触らなくてもわかるほどにもっちりとした肌だが、輪郭は無駄な肉がなくシャープな女性。
地味な私とは正反対の典型的な華やかな外観だ。
いや、しかし、それより何より驚くべきは……
「女子高生……?」
その女の子は高校の制服を着ていることだった。
「えっ……」
「あっ……」
扉を開けた瞬間、中にいた人物と目が合い、空気が固まる。
一仁さんの部屋には先客がいた。
さらさらっと流れるようなやや明るめの色のロングの髪にキリッと涼しげな瞳。
触らなくてもわかるほどにもっちりとした肌だが、輪郭は無駄な肉がなくシャープな女性。
地味な私とは正反対の典型的な華やかな外観だ。
いや、しかし、それより何より驚くべきは……
「女子高生……?」
その女の子は高校の制服を着ていることだった。