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あなたの面影
第3章 追憶
ふにっと柔らかくて、湿り気のある感触。
聡志と同じ、媚薬が塗られているかのような甘い気分にさせてくれる唇だった。

「ちょっとっ!! やめてくださいっ!!」

名執さんを押し退けたのは数秒後だった。
せめて唇が接触した瞬間に拒絶すべきだ。
悔しい気持ちで胸が締め付けられる。

「聞かせてみろよ、サトシとやらのことを、さ……」

「誰があなたなんかにっ……」

自分が女性から拒絶されるなんて少しも思っていなそうな態度が、更に気に入らない。

聡志ではない人に穢された唇は微熱を孕んでいた。

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