この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
あなたの面影
第3章 追憶
聡志が、もう一回、私のもとから立ち去っていく……

そんな気がした……

彼はバーのドアを開き、そのまま外へ出ていってしまう。

私は慌てて立ち上がり、その背中を追ってしまっていた。


「聡志っ……」

忘れられないその名前で呼び止めた。
週末の街は夜更けでもたくさんの人が歩いている。

自分とは違うはずの名前で呼び止められたのに、彼は振り返った。

街の灯りに照らされたその顔は、やっぱり聡志だった。

「行かないでっ!! 聡志っ!!」

駆け寄って抱きつく。
彼はそんな私をしっかりと受け止めてくれた。

その懐は聡志と同じ匂いがした……

やっぱりあなたは……聡志……なの?


/338ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ