この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
あなたの面影
第14章 エピローグ
そしてそれ以上に驚かされる事件が先週起こった。
それを思い出すと今でもニヤニヤした笑いが止まらない。
けたたましくチャイムが鳴らされて、驚いてドアを開けると一仁さんの妹さんの怜香ちゃんが立っていた。
その隣には気まずそうな顔をした聡志さんが立っている。
どこかで見た風景に、思わずデジャブ感を覚えてしまった。
怜香ちゃんは相変わらずの我が物顔で私の部屋に上がると、聡志さんも「ごめん」と謝りながら部屋に入る。
そして並んで座るなり怜香ちゃんは「ほらっ」と聡志さんの腕を肘でつついた。
聡志さんは少しばつの悪そうな顔で私に告げた。
「俺……怜香ちゃんと付き合ってるんだ。内緒にするつもりじゃなかったんだけど、言い出すタイミングがなくて……」
「えっ…………」
はじめ、何を言ってるのか理解出来なかった。
「えええぇーッッ!?」
一秒後、私は大声で叫んでしまった。
それを思い出すと今でもニヤニヤした笑いが止まらない。
けたたましくチャイムが鳴らされて、驚いてドアを開けると一仁さんの妹さんの怜香ちゃんが立っていた。
その隣には気まずそうな顔をした聡志さんが立っている。
どこかで見た風景に、思わずデジャブ感を覚えてしまった。
怜香ちゃんは相変わらずの我が物顔で私の部屋に上がると、聡志さんも「ごめん」と謝りながら部屋に入る。
そして並んで座るなり怜香ちゃんは「ほらっ」と聡志さんの腕を肘でつついた。
聡志さんは少しばつの悪そうな顔で私に告げた。
「俺……怜香ちゃんと付き合ってるんだ。内緒にするつもりじゃなかったんだけど、言い出すタイミングがなくて……」
「えっ…………」
はじめ、何を言ってるのか理解出来なかった。
「えええぇーッッ!?」
一秒後、私は大声で叫んでしまった。