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《番犬》が女に戻るとき...
第10章 見舞い

問い詰める茜。

「……うん 俺はここに住んでるけど…」

「私は初めて、エレベーターで40階のボタンを押したぞ…」

「…なんかごめん」

「……」

零はなんとなく謝ってみた。


言いたいことを言い終えて少しスッキリとした茜は、手にしていた荷物を彼に差し出した。


「何?これ…」


荷物…いや、大荷物

大きめの紙袋二個分のその中身は、たくさんの手作りのお菓子や手紙たち。


…あれ、今日はバレンタインだったっけ(汗)

まだ10月なのに。


「私が病院を訪ねると知った2年の女の子たちが、見舞いの品を用意してくれた」

「……で、茜さんが届けに来たの?」

「お前みたいな " 変態 " に…か弱い女をさしだせるわけがないだろう…」

「──…」


俺って危険人物だったのね


零は何とも言えず苦笑いしていた。


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