この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
《番犬》が女に戻るとき...
第15章 オオカミさん

「初めは恥ずかしいと思うけど、遠慮はいらない」

「……っ」

「こっちも少しずつ良くなる筈だから」

「…だがこれは…!」


茜は狼狽える。

篠田は何が楽しくてそんなところに触れてくるのか…。理解できない。


「…ン…ハァ…!」


《 ──…だって両想いだよ? 》


両想いなら、触れたくなるのか?


茜は零の言葉を思い出しながら考えてみる。


“ 仮に私が篠田を好きだとして…! …好きな相手なら、こんなことも許せるのか…!? ”


服を脱がされ、身体を舐められ、大事なところを触られて……

それを許している、私の感覚は狂ってしまったのだろうか。



" 相手が篠田だから "

私は許してしまっているのか?




──そんなのわかるかよ…!!




「…ハァ…ハァ…っ」


「嫌だったら本気で抵抗して」


「…嫌かどうかなんてッ…わかるかよ。ただ」


確かなことがあるとすれば


「もし篠田じゃなかったら…、ハァっ、本気で殴り飛ばしてやるところだ…!!」


" 篠田だから " このまま許していいのか?

それはわからない、でも

" 篠田でなかったら " 私は絶対に許さない

──それは確かなんだ…!!



/613ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ