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《番犬》が女に戻るとき...
第16章 新婚生活 開始!?


「このネコたち、俺がひきとっちゃ駄目ですか」


「え!?」


「──…!!」


彼の提案は、久藤家親子を驚かせる。


零はかまわず続けた。



「俺ってネコが好きすぎて好きすぎて…好きとおりこして愛してるんですけど、そう、このネコたちにも一目惚れしました。もう可愛すぎて我慢できないです」


「だけど…」


「篠田…っ」


こいつ、設定を忠実に守るな…っ


嘘をついた茜の方が恥ずかしくなってくる。



「大切に育てます、お母さんさえよければ」

「それはわたしも助かるわ…でもねぇ」


会った直後で飼い猫を譲るなど

しかも相手は学生だ。



母が迷っていると
零からわざとらしい溜め息が

そして彼は項垂れた。




「ああっしまった…!! 引き取りたいのに、そういえば俺のマンションはペット禁止だった」


「なんだよわざとらしいな」


「世話もかかさずできる自信はあるのに…!! 連れて帰ることができないなんて…!!」



茜の突っ込みをスルーして嘆く零の演技は続く。



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