この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
《番犬》が女に戻るとき...
第19章 警戒


篠田は何に怒っている?

──もしや


「……お前、あいつが気にくわないのか?」

「うん、大嫌い」

「…っ、珍しいな、お前がそんなはっきりと…」


零の交友関係がどうなっているのか

…正直考えたこともないけれど

こうやって特定の人間を嫌いだと断言するのを初めて聞いた。


はっきり言って、茜からしたら零もハルクも極めて似た部類の男に入るのだが(汗)

(最大の共通点 = 扱いづらい)




“ そうくれば… ”



ピピピ... 作戦変更



「き、奇遇だな。私もあの男は苦手なんだ」

「……」


この態勢を覆すまでは刺激は禁物。

手足の動きを封じられたいま、軽く機嫌を戻しておくしか──




「ふ~ん」

疑うような目で零は焦る彼女を見ていた。



格下クンの登場が不愉快ではあるけれど、自分の腕の中で僅かだが取り乱す彼女が…

普段にない感じでまんざらでもなかった。




/613ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ