この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
《番犬》が女に戻るとき...
第19章 警戒


“ 逃げられた? ”

ハルクが乗り込んだのであろう、その車を零は目で追う。


大きな通りを右に曲がり

車は横の路地に入ってしまう。



さすがに車には追い付けないとわかっているが取り敢えず追いかけておこう

零はそう決めて脱力ぎみにまた走り出した。




「…ハァ、…ハァ」


入った路地は分かれ道が多く、これでは見つかりっこない。


骨折り損かと


零は僅かに乱れた息を整えながら来た道を引き返そうとする。





「──…」



後ろに振り返った零


そして、彼は眉をひそめた──。





……そういうことか






「奇遇だね、こんな場所で会うなんてサ」



「…奇遇? へぇ、…やってくれるね格下くん」




いつの間にか彼の後ろには

回り込んでいたハルクがいたのだ。








/613ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ