この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
《番犬》が女に戻るとき...
第24章 クリスマスを君と…

「なにか企んでるの?」

かぼちゃのクッキーに手を伸ばした梗子を見下ろして、座ろうとしないハルクが問いかけた。

「…企む?」

「僕を家にいれたのには理由があるんだろ。誘ってるのかと思ったけど、違うみたいだし」

「誘う…って、何にですか?」

「…っ」


ダメだ

自分のペースに引き込めない…!

この僕が、こんな女を相手に手こずるなんて…っ


「さっきみたいに…、僕に襲われたいM女かと思ったってことだよ!」


もー自棄だ!

天然お嬢様め


「えむ!? ──それ、聞いたことあります…ッ//」

「──え、ホントに?」

「友達が見せてくれた性格占いの本に…っ」


…梗子の言う性格占いの本、とは

とある乙女ゲームのおまけbookの付属ページ、『あなたの恋愛タイプを教えちゃうよ♪』のことである。


『花崎さんにぴったりなのは、気分屋の俺様王子だそうよ!』


少しMっ気があるとの彼女の診断を見て、友人がそうアドバイスしてくれたものだ。




/613ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ