この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
《番犬》が女に戻るとき...
第30章 女に戻す、女に、モドル ...

「どうする?」

「──…ッッ、わ、わかった。ハァ…、その前にシャワーを浴びさせてくれ…!!」

「…洗って、の間違いね」


腰を屈めた零。

彼は茜を抱えて風呂場の扉を押し開き、タイルの上に彼女を立たせた。


立った茜を今度は風呂場の壁に押し付け

片手がシャワーを取る。


目線は茜に向けたままで、背後の蛇口を捻った。



「……っ」


勢いよく吹き出す湯──否、まだ、水だ。


床に跳ね返った飛沫がかかって、冷たい。



「すぐにはお湯にならないね…」


「……あ、ああ」


「まぁ いいや」


まだまだ冷たいその水を
零はあっさりと頭から被った。


何してんだと茜が目を丸くする。



「この真冬に、そんな水被って…っ」

「…だって、俺も熱いから」


ふわふわとした彼の髪の毛が、あっという間にずぶ濡れ。彼は前髪を掻き上げた。

穿いたままだったズボンも、水がかかって色が濃く変色した。





「──…二人、一緒に…濡れればいいさ」






/613ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ