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『うぅ』としか鳴けない
第16章 結婚への道のり〜母の思い〜
年末、28日の御用納めをもって、父の今年の仕事も一応の終着をした。

年が明ければ今度は、年始参りの来客に追われ、また忙しくなる芝崎家。

母は、晦日の30日の昼下がり、父と書斎に居た。


『あなた、今年は公私にわたり、本当にお疲れ様でした。』

『いや、お前こそ。』

母は、灯子と琢磨の話を持ち掛けた。

母は、灯子のことにショックを受けつつも、本当ならば夫婦がきちんと相談すべきを避けてきたことを詫びた。

自分達夫婦よりも、「破談」とされた二人のショックの方が、はるかに大きく深いことなのだと、今更ながら気づいた両親。


翌日、大晦日の夜、灯子と琢磨のことについて、初めて家族で赤裸々に話をしたのだった。



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