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『うぅ』としか鳴けない
第4章 美しき奴隷
灯子は、改めて御主人様の優しいおもいやりに感謝申し上げていた。
主への愛情を深く感じ、躯中が熱くなる自分を抱きしめた……



『御主人様…申し訳ございませんでした…』

『仕方ない。そのうちもう一回やるぞ。』

『はい。お願い致します。』

『着なさい。』

『え?』

『今日は終わりだ。』

そう言って主は、灯子にビスチェを手渡した。

『…はい……』

灯子は悲しかった。主にもっともっと嬲られたかった。


灯子はワインを片手に、窓の外を眺め、『夜の杜も素敵…』独り言を呟いていた。


主は、そんな、素に戻った灯子の後ろ姿を見ていた。そして…背後から近づき、灯子の乳首に微かに触れた。

『ああっ…!』

躯が一瞬ビクつき、腰が「ガクガク」と反応した。

乳首にあてた手を腰に回し、灯子を見ると…

半開きの口と、虚ろな目…

灯子は妖艶なM女と化していた。「美しい…」



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