この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
もう一度だけ。。。
第5章 思い出と共に

ドキドキしながら待っていると、玄関が開きてっちゃんが顔を出した。
少し年を重ねたてっちゃんの笑顔がそこにあった。
「久しぶりてっちゃん。」
「みちる久しぶり。」
「ちょっと散らかってるけどまぁ入れよ。」
懐かしいてっちゃんの部屋。
昔より少し荒れた印象だった。
綺麗好きでいつも整理されていたてっちゃんの部屋は雑然としていた。
「独り暮らしも長いとだんだん掃除とか面倒くさくなってなぁ。」
てっちゃんは頭を掻きながら言った。
「ん〜〜。確かに昔より少し散らかってるねぇ。」
「早く掃除してくれる人見つけたら?」
「何だかなぁ?この年になるともうそういうのも面倒くさいなぁ。」
「まぁ良いから座れよ。」
座卓の前に案内されて座った。
「…。」
「あの時はごめんな。」
てっちゃんはあの時のずっと気にしてたんだ。
「もう全然気にしてないよ。」
「私がお子ちゃま過ぎたんだよ。」
「てっちゃんが男の人だって忘れてた私も悪い。」
「ひでぇ〜なぁ。」
「男って忘れてたのかよ。」
「うん。自分も女って忘れてた。」
「ハハハ。」
顔を見合わせて笑った。
それからたくさんの思い出話。
近況報告。
そしてくだらない冗談を言ってたくさん笑った。
こんなに笑ったの久しぶりだった。
たくさんの思い出と共に、あの頃の若かった自分に戻った気がした。
少し年を重ねたてっちゃんの笑顔がそこにあった。
「久しぶりてっちゃん。」
「みちる久しぶり。」
「ちょっと散らかってるけどまぁ入れよ。」
懐かしいてっちゃんの部屋。
昔より少し荒れた印象だった。
綺麗好きでいつも整理されていたてっちゃんの部屋は雑然としていた。
「独り暮らしも長いとだんだん掃除とか面倒くさくなってなぁ。」
てっちゃんは頭を掻きながら言った。
「ん〜〜。確かに昔より少し散らかってるねぇ。」
「早く掃除してくれる人見つけたら?」
「何だかなぁ?この年になるともうそういうのも面倒くさいなぁ。」
「まぁ良いから座れよ。」
座卓の前に案内されて座った。
「…。」
「あの時はごめんな。」
てっちゃんはあの時のずっと気にしてたんだ。
「もう全然気にしてないよ。」
「私がお子ちゃま過ぎたんだよ。」
「てっちゃんが男の人だって忘れてた私も悪い。」
「ひでぇ〜なぁ。」
「男って忘れてたのかよ。」
「うん。自分も女って忘れてた。」
「ハハハ。」
顔を見合わせて笑った。
それからたくさんの思い出話。
近況報告。
そしてくだらない冗談を言ってたくさん笑った。
こんなに笑ったの久しぶりだった。
たくさんの思い出と共に、あの頃の若かった自分に戻った気がした。

