この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
激愛~彼の瞳に射貫かれて~
第15章 第四話【花笑み】 《其の壱》
その一人右京局は権中納言藤原久(ひさ)前(さき)卿の息女であった。もっとも、右京局のお付きとはいえ、永瀬は大勢の女中の中の一人で、生まれもさほどのものではなかった。そこを、先代御年寄滝川に認められたのだ。
 ちなみに、右京局は側室に迎えられた一年後、男児を一人あげたものの、その若君は生後一ヶ月で早世した。宮家から降嫁した御台所も一人の御子もなさず、今一人、絶世の佳人と讃えられた大和中納言大和(やまと)親(ちか)通(みち)卿の姫君を迎え、左京局と称したが、こちらもついに御子には恵まれなかった。
/1332ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ