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激愛~彼の瞳に射貫かれて~
第17章 第四話【花笑み】 《其の参》
「確かに、そなたの申すとおりじゃな。私もここに来る前、詮議は明日も行われると聞いた。されど、この部屋の前で監視についている者どもは、そなたの仕置きは既に決まっておると申す。はてさて、面妖なることじゃ。詮議はまだ残っておるというに、詮議の前に仕置きが決まるとはの」
 矢代が艶然と笑った。
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