この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
激愛~彼の瞳に射貫かれて~
第5章 《其の四》
 孝信公が逝去した今、正式な披露目はまだでも、孝太郎は既に事実上は尾張藩主としての立場にある。たまには上屋敷の方に顔を出さねばならないのだと言っていたけれど、この二日間のあいだに、孝太郎がそちらへ行ったのかどうかは美空には見当もつかなかった。孝信公の葬儀は当然ながら、江戸の藩邸ではなく国許の名古屋城で行われる。
 その時、手前からお民が大きな身体を揺すりながらやってくるのが見えた。歩いているように見えるが、どうやら本人は走っているつもりらしい。
/1332ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ