この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
激愛~彼の瞳に射貫かれて~
第2章 《其の壱》
 自分でさえ気付かぬ間に、美空は吸い寄せられるように男に近付いていた。男を取り巻く狭い空間はあまりにも静謐すぎて、声をかけるのすらはばかられるような雰囲気がある。だからというわけでもなかったのだが、いつしか美空は物想いに沈む男の横顔に見入っていた。
「―もし」
 どれほどの刻が経ったのか、恐らくは自分で感じているよりはたいした刻ではなかったのだろうが、美空には随分と長い間、刻が止まっていたように思えた。
/1332ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ