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激愛~彼の瞳に射貫かれて~
第8章 【烏瓜~からすうり~】 《其の弐》 
 まさかも、あの日には、こんな哀しいことにあなるとは考えてもいなかった。あの日からそろそろ二年近くが経とうとしている。美空は、あの頃がもう随分と昔の出来事のように思えてならなかった。あの歓びの日から、自分たちは何と遠くまで流されてきてしまったことか。
 蝉の声にふと涙が溢れそうになり、美空がそっと袂で眼を押さえた時、背後で揶揄するような声が響いた。
「何をお嘆きでしょうか、麗しい方」
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