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激愛~彼の瞳に射貫かれて~
第9章 【烏瓜~からすうり~】 《其の参》 
 宥松院は取り立てて美人というわけではない。顔自体は並の器量であるが、何にしろ色が黒かった。これ女性としては致命的で、白粉でごまかしてはいるものの、やはり地の黒さはどうしても隠し切れていない。しかも若い頃ならまだ見られても、既に四十六を過ぎた現在では、塗りたくった白粉がかえって膚の黒さを強調しているとは皮肉なことだ。
 宥松院は亡き父孝信よりは一つ上だった。
「して、本日、私にお話がおありとは一体、いかなるご用件にございましょう」
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